支援事業について
支援対象者
進学支援事業(高校生向け)
京都府内の児童養護施設等に入所している者で、下記のすべてを満たす者
- 下記AあるいはBに当てはまる者
- 予約高校生:応募日現在、中学校3年生で次年度に国内の高等学校等へ進学する者
- 高等学校等在学者:応募日現在、国内の高等学校等に在学中の者(最終学年を除く)
- 高等学校等の卒業後の進路として、国内の大学等へ進学を希望している者
- 入所している児童養護施設等の施設長の推薦を受けた者
- 学業・人物ともに優れた者
※児童養護施設等とは、児童養護施設の他、児童心理治療施設、児童自立支援施設をいいます。
※高等学校等とは、高等学校及び高等専門学校をいいます。
奨学支援事業(大学生・大学院生向け)
京都府内の児童養護施設等に入所している、あるいは退所した者で、下記のすべてを満たす者
- 下記A・B・Cのいずれかに該当する者
- 予約大学生:次年度に国内の大学等へ進学(編入を含む)を希望あるいは、既に進学(編入を含む)が決定している者で、2025年4月1日時点19歳以下の者
- 大学等在学者:応募日現在、国内の大学等に在学中の者(最終学年を除く)で、2025年4月1日時点2年生は20歳以下、3年生は21歳以下、4年生は22歳以下の者
-
予約大学院生:
- 応募日現在、当財団の支援奨学生(大学等在学中の最終学年)で、次年度に国内の大学院等へ進学を希望する学力優秀な者
- 支援奨学生としての義務(学業成績表・生活状況報告書等の提出、セミナー出席など)を充分に果たしている者
- 将来に向けた明確なキャリア意識を持っている者
- 入所している、あるいは退所した児童養護施設等の施設長の推薦を受けた者
- 原則、日本学生支援機構(JASSO)の「高等教育の修学支援新制度(給付型)」の適用対象者
但し、応募時点においては同制度への申請中(申請予定)でも可とする - 学業・人物ともに優れた者
※上記(2)(3)は、予約大学院生を除く
※大学等とは、大学、短期大学、高等専門学校専攻科及び専修学校専門課程をいいます。
※大学院等とは、学部を持つ大学院、大学院大学、独立研究科及び専門職大学をいいます。
支援内容
進学支援事業(高校生向け)
高等学校等の最終学年以外
-
入学支援金3万円 / 1回
- 応募日現在、中学校3年生(予約高校生)と高校1年生に支給します。
(4月支給予定)
- 応募日現在、中学校3年生(予約高校生)と高校1年生に支給します。
-
進学支援金2万円 / 月
- 学習塾費用として支給します。(家庭教師代としても利用可能です)
- 年3回に分けて支給します。
4月支給予定…4~8月分(5か月分)
9月支給予定…9~12月分(4か月分)
1月支給予定…1~3月分(3か月分)
(上限)10万円 / 各学年- 学習塾の夏期講習費用として、各学年ごとに実費相当額を支給します。
(別途申請が必要です)
(上限)5万円 / 各学年- 学習塾の冬期講習費用として、各学年ごとに実費相当額を支給します。
(別途申請が必要です)
※いずれの支援金も原則返還不要で、指定した使途で使い切れない場合も同様です。
高等学校等の最終学年のみ
-
進学支援金3.5万円 / 月
- 学習塾費用として支給します。(家庭教師代としても利用可能です)
- 年3回に分けて支給します。
4月支給予定…4~8月分(5か月分)
9月支給予定…9~12月分(4か月分)
1月支給予定…1~3月分(3か月分)
(上限)15万円 / 1回- 学習塾の夏期講習費用として、実費相当額を支給します。
(別途申請が必要です)
(上限)10万円 / 1回- 学習塾の冬期講習費用として、実費相当額を支給します。
(別途申請が必要です)
-
受験支援金10万円 / 1回
- 大学等の受験費用(受験料・交通費・宿泊費等)として支給します。
(12月支給予定)
- 大学等の受験費用(受験料・交通費・宿泊費等)として支給します。
-
合格祝い金10万円 / 1回
- 大学等の合格の祝い金として支給します。
(3月支給予定)
- 大学等の合格の祝い金として支給します。
※いずれの支援金も原則返還不要で、指定した使途で使い切れない場合も同様です。
※受験支援金については、受験したことを確認します。
※合格祝い金については、大学等に合格したことを確認します。
奨学支援事業(大学生・大学院生向け)
大学生
-
入学支援金30万円 / 1回
- 応募日現在、高等学校等校の最終学年(予約大学生)に支給します。
(4月支給予定)
- 応募日現在、高等学校等校の最終学年(予約大学生)に支給します。
-
奨学支援金4万円 / 月
- 学資資金として、毎月支給します。
-
住居支援金3万円 / 月
- 勉学環境のための住居費用として、毎月支給します。
- 支給は児童養護施設等を退所し、住居費用を負担している場合のみとなります。
※いずれの支援金も原則返還不要です。
※今回の申込分より、日本学生支援機構(JASSO)を含む他団体の奨学金制度(給付型・貸与型を問わず)との併用を可とします。
※貸与型奨学金を併用する場合は、志願者本人と施設長等が十分話し合い慎重に検討したうえで、施設長が「収支計画及び卒業後の返済計画(様式自由)」を作成してください。
大学院生【新設】
-
入学支援金30万円 / 1回
- 応募日現在、当財団の支援奨学生で大学等の最終学年(予約大学院生)に支給します。
(4月支給予定)
- 応募日現在、当財団の支援奨学生で大学等の最終学年(予約大学院生)に支給します。
-
奨学支援金7万円 / 月
- 学資資金として、毎月支給します。
-
住居支援金3万円 / 月
- 勉学環境のための住居費用として、毎月支給します。
- 支給は児童養護施設等を退所し、住居費用を負担している場合のみとなります。
※いずれの支援金も原則返還不要です。
申込書類ダウンロード
募集要項を確認の上、各書式ダウンロードは、こちらから行ってください。
2025年度募集
- 進学支援事業(高校生向け)
- 奨学支援事業(大学生・大学院生向け)
応募の流れ
2024年9月1日
【応募期限】
2024年10月20日
次の書類をご準備の上、当財団事務局宛に郵送にてご提出ください。
【予約高校生】※応募日現在、中学校3年生の方
- 進学支援金給付申込書(様式1-1)
- 施設長の推薦書(様式2-1)
- 課題作文(様式3-1)
- 個人情報取扱い同意書(様式4-1)
- 学業成績表2か年分(2023年度分及び2024年度1学期分)
【高等学校等在学者】※応募日現在、高等学校等に在学中の方(最終学年を除く)
- 進学支援金給付申込書(様式1-2)
- 施設長の推薦書(様式2-1)
- 課題作文(様式3-1)
- 個人情報取扱い同意書(様式4-1)
- 学業成績表2か年分(2023年度分及び2024年度1学期分)
【予約大学生】※応募日現在、高等学校等に在学中の最終学年の方
- 奨学支援金給付申込書(様式1-3)
- 施設長の推薦書(様式2-2)
- 課題作文(様式3-2)
- 個人情報取扱い同意書(様式4-1)
- 学業成績表2か年分(2023年度分及び2024年度1学期分)
- 【応募時に合格が判明している者のみ】大学等の合格を証する書類の写し
- 【貸与型奨学金を併用する者のみ】収支計画及び卒業後の返済計画(様式自由)
【大学等在学者】※応募日現在、大学等に在学中の方(最終学年を除く)
- 奨学支援金給付申込書(様式1-4)
- 施設長の推薦書(様式2-2)
- 課題作文(様式3-2)
- 個人情報取扱い同意書(様式4-1)
- 学業成績表2か年分(2023年度分及び2024年度1学期分もしくは前期分)
- 【貸与型奨学金を併用する者のみ】収支計画及び卒業後の返済計画(様式自由)
【予約大学院生】※応募日現在、大学等に在学中の最終学年の方(当財団の支援奨学生)
- 奨学支援金給付申込書(様式1-5)
- 課題作文(様式3-3)
- 個人情報取扱い同意書(様式4-1)
- 学業成績表2か年分(2023年度分及び2024年度前期分)
- 【応募時に合格が判明している者のみ】大学院等の合格を証する書類の写し
【送付先】
公益財団法人 栗和田福祉財団 事務局
〒600-8216 京都市下京区東塩小路町607番地 辰巳ビル5階D号
奨学支援事業(大学生・大学院生向け)については、一次(書類)選考を通過した方に対して、二次(面接)選考を実施します。
注:合格者には採用内定を通知します。
注:採用決定は、高等学校等・大学等・大学院等への合格、あるいは進級を確認後に通知します。
入所している児童養護施設等の金融機関口座へ振込みます。
支援奨学生本人の指定金融機関口座へ振込みます。
よくある質問
応募手続について
- 申込書類はどのように入手できますか。
- 当財団ホームページからダウンロードできます。
- 申込書類の写真は証明写真に限られますか。
- 証明写真に限らず、ご自身のスマートフォンで撮影したものでも可能です。
但し、直近6カ月以内に撮影した、カラー・正面・無帽・無背景・上三分身・縦4.0cm~4.5cm×横3.0cm~3.5cmの大きさのものに限ります。 - 申込時に送付する学業成績表とは何を指しますか。
- 在学する、または在学していた学校が発行する、「成績証明書(原本)」あるいは「成績通知票(写)」です。
- 厳封してある成績証明書を開封した場合は、適正な書類として認められませんか。
- 誤って開封した場合は当財団事務局へご相談ください。
- 応募に年齢制限はありますか。
奨学支援事業には年齢制限があります。
支援を開始する年の4月1日時点で以下の年齢であることが条件となります。- 大学等の1年生となる場合(予約大学生)は、19歳以下
- 大学等の2年生となる場合は、20歳以下
- 大学等の3年生となる場合は、21歳以下
- 大学等の4年生となる場合は、22歳以下
- 大学院の1年生となる場合(予約大学院生)は、23歳以下
- 他団体の奨学金と併用して申し込むことはできますか。
他の奨学金制度(給付型・貸与型)との併用は可能です。既に受給中の奨学生についても可能とします。
但し、貸与型を併用する場合は施設長作成による「収支計画及び卒業後の返済計画(様式自由)」の提出が必要です。(予約大学院生を除く)- 今年大学受験をするのですが、合否が未確定です。申込みできますか。
- 予約大学生として申込可能です。申込書の「3.進学希望先」欄に、進学希望の大学名・学部・学科をご記載ください。
- 推薦入試で既に大学に合格し、来年度からその大学へ進学予定です。申込みできますか。
- 予約大学生として申込可能です。申込書の「3.進学希望先について」の第1志望の欄に、進学予定の大学名・学部・学科をご記載いただき、「合格欄」に〇印を付けてください。
- 推薦入試で既に大学に合格していますが、他の大学も受験したいと思っています。申込みできますか。
- 予約大学生として申込可能です。申込書の「3.進学希望先について」の欄に、大学名・学部・学科を志望校順にご記入ください。また、合格が判明している学校の「合格欄」に〇印を付けてください。
- 今年、高等学校卒業程度認定試験を受け、大学受験予定です。申込みできますか。
- 支援を開始する年の4月1日時点で、19歳以下の方であれば申込可能です。高卒認定試験の「合格成績証明書(原本)」及び 在籍していた学校の「成績証明書(原本)」あるいは「成績通知票(写)」を提出してください。
- サポート校に通う場合も支援対象になりますか?
- サポート校のみ在籍する場合は支援対象になりません。
- 定時制高校や通信制高校に通っている人は、支援対象になりますか?
- 学校教育法第1条に規定されている高等学校等であれば支援対象です。
- 奨学支援事業の対象として大学等とありますが、支援対象とならない大学等は具体的に何を指しますか。
- 海外の大学の他、学校教育法第1条・同法126条に規定されていない学校等があります。
- 現在大学4年生で、次年度に大学院への進学を希望しています。大学院生向けの奨学金に申込みできますか。
- 下記のすべてを満たす方が当財団の大学院生向け奨学金に申込むことができます。
・応募日現在、当財団の支援奨学生(大学等在学中の最終学年)で、次年度に国内の大学院へ進学を希望する学力優秀な者
・支援奨学生としての義務(学業成績表・生活状況報告書等の提出、セミナー出席など)を充分に果たしている者
・将来に向けた明確なキャリア意識を持っている者
・学業・人物ともに優れた者 - 京都府内の児童養護施設を退所し、京都府外の大学等に通学している学生ですが、申込みできますか。
- 京都府内の児童養護施設等に入所していた学生であれば申込可能です。なお、「施設長の推薦書」の提出が必要です。
- 支援対象者について、予約大学生は「編入を含む」と記載がありますが、どのような場合ですか。
- 応募時点で高等専門学校5年生が、次年度の4月に大学3年生に編入する場合を想定しております。
- 応募書類は誰が書けばよいですか。
- 「申込書」・「課題作文」は、志願者本人がご記入ください。
「施設長の推薦書」は、児童養護施設等の園長・施設長がご記入ください。
「個人情報取扱い同意書」は、本人並びに園長・施設長の署名が必要となります。
※記入には、黒鉛筆または黒ボールペンを使用してください。 - 応募書類は普通郵便で送ってもよいですか。
- 重要書類なので、できる限り配達状況が確認できる方法(レターパックライト・特定記録郵便・簡易書留等)で郵送してください。
- 申込書類を提出後に訂正することはできますか。
- 一度申込みいただいた申込書類は原則、訂正できません。
但し、連絡先の変更があった場合等は、速やかに当財団事務局にその旨(変更内容)ご連絡ください。 - 応募期限が過ぎた後に申込みできますか。
- 応募期限後の申込みは原則として、お断りしております。事務局にご相談ください。
- 前年度に不採用となった場合、翌年度に応募できますか。
- 応募可能です。
選考について
- 不合格の場合は通知されますか。
- 合格だけでなく、不合格に関しての結果も、志願者本人と推薦者に郵送にて通知いたします。
- 選考結果の理由を教えてもらえますか。
- 選考結果の理由や選考基準につきましてはお答えできません。
- 面接ではどのようなことが聞かれますか。
- 志願者の学習に対する意欲や、将来実現したいこと等、課題作文に記載をいただいた内容を中心にお伺いいたします。
- 面接は、いつ、どこで実施されるのですか。
- 一次選考(書類選考)の結果をお知らせするときに、二次選考(面接選考)の対象者には面接日と場所をお知らせいたします。
なお、現在Webによる面接は実施しておりません。 - 面接は、施設職員が同行した方が良いですか。
- 施設職員の方のご同行は必要ありません。
支援金について
- 現在中学校3年生です。申込書類に記載した進学希望先以外の高校に進学する場合でも、支援金は支給されますか。
- 進学希望先として記載の学校以外に進学した場合でも、選考に合格すれば支援金を支給いたします。
但し、いずれの高校等への進学が確認できない場合は、支援金は支給されません。 - 進学支援事業の合格祝い金は申込書記載の進学希望先(大学等)に合格した場合に限られますか。
- 限られません。大学等へ進学することが確認できれば、合格祝い金を支給いたします。
- 奨学支援事業の住居支援金について、支援期間の途中で施設を退所した場合は、支給を受けることが可能ですか。
- 速やかに当財団事務局までご連絡ください。奨学生に家賃負担がある場合に限り、届出以降、支給いたします。
- 支援金の支給が停止されることはありますか。
- 休学・長期欠席したときのほか、所定の提出物を期日までに提出しない場合、当財団が求めた報告・連絡等を怠った場合、支援奨学生としてふさわしくないと認められる場合、支給を停止いたします。
- 支援金の支給停止条件について、成績不良等に一度でも該当すると支給停止となりますか。
- 即時対応ではありません。本人や必要に応じて施設長と相談の上、総合的に判断いたします。
- 現在、貴財団の進学支援金(高校生向け)を受けていますが、大学生になっても支援金を受けたい場合はどうしたらよいですか。
- 大学生として給付を受けるためには、予約大学生として改めて募集期間内にご応募ください。
- 貴財団の支援金は、返済する必要がありますか。
- 給付型支援金なので、返済の必要はありません。
但し、奨学生として不適当な事実が認められた場合は、これまでに支給した支援金の一部または全額の返還を求めることがあります。
合格決定後について
- 支援期間について、卒業(標準修業年限の終了)までとは具体的にどのような期間を指しますか。
- 正規の最短修業年限の終期までを指します。2年生以降に支給開始の場合は残りの修業期間を指します。
- 支援金の給付を受けた場合に、大学卒業後の進路に制限はありますか。
- 制限はありません。当財団支援金の給付を受けても、卒業後に特定の企業や団体で働くなどの条件は一切ありません。
- 支援奨学生として採用決定後に必要な提出物はありますか。
■ 進学支援事業(高校生向け)
入所している児童養護施設等を経由して、メールまたは郵送にて下記書類の提出が必要です。
- 学業成績表(成績証明書の原本あるいは成績通知票の写し)/毎学期末に提出
- 支援金使用報告書 兼 学習塾出席状況報告書/8月末・12月末・3月末ごとに提出
- 継続確認申出書/3月末に提出
■ 奨学支援事業(大学生・大学院生向け)
支援対象者本人は、メールまたは郵送にて下記書類の提出が必要です。
- 学業成績表(成績証明書の原本あるいは成績通知票の写し)/毎学期末に提出
- 生活状況報告書/原則年1回 3月末に提出
- 継続確認申出書/3月末に提出
- 一度採用された場合、卒業まで支給は継続されますか。
- 給付が始まる月から卒業までの標準修業年限を給付期間とします。但し、毎年審査があり選考審査の結果、支援打ち切りとなった場合のみ、ご本人と推薦者へ通知します。
- 退学・休学・留年が決まった場合はどうしたらよいですか。
- 速やかに、当財団事務局までご連絡ください。
- 支援金を辞退したいです。
- 当財団事務局までご連絡ください。
- 支援金の振込先について、金融機関の指定はありますか。
- 金融機関の指定はありません。
銀行・ゆうちょ銀行・信用金庫・信用組合・農協等、どこの金融機関でも対応できます。但し、口座の種別は普通預金に限ります。 - 応募時に届け出た内容に変更が生じたときはどうすればよいですか。
- 速やかに、当財団事務局までご連絡ください。変更書類等が必要な場合があります。
- 採用後のオリエンテーション(説明会)はいつ頃を予定していますか。
- 採用後のオリエンテーションは、大学生向けです。新年度が始まる前の3月頃を予定しております。